昨年末から急にコンビニエロ本の付録DVD集めの趣味がぶり返している。
令和時代の現在ではいろいろな社会的規制によってほぼ絶滅してしまったけれど、以前はコンビニでも大っぴらにエロ本が売られていてDVDの付いているものもあった。その付録DVDの中身はたいていAVのサンプル動画が詰め込まれているのだけれど、なかには独自企画として非エロ・微エロの面白動画(動画コラム)を収録しているものもある。その面白動画が目当てなのです。それだけです。本当です。本当なんです。
ぶり返していると書いたが、もともと2013年にもコンビニエロ本付録DVD集めをしていた。その頃はテレビの街歩き番組の『モヤさま』が好きで、あるコンビニエロ本付録DVDに収録されていた天才お馬鹿AV女優・かすみ果穂によるモヤさまっぽい街歩き動画にもドはまりしていたのだ。当時は街歩き動画を収録している分の付録DVDをコンプリートできたところで気が済んだのだけど…。
それから6年後。去年秋に『水曜どうでしょう』復活のニュースが出たとき、別のエロ本の付録DVDに収録されていたもうひとりの天才お馬鹿AV女優・希志あいのの動画コラムのなかの『水曜どうでしょう 四国八十八ヶ所』パロディ回の存在を思い出した。見直したらやっぱり面白い。面白いので他の動画も見たくなってしまい、またコンビニエロ本付録DVDへの興味がぶり返したというわけ。
そうなると持ち前のマニア気質・コレクター気質がよみがえってくる。例えば、他の回はどうなんだろう、別のAV女優の面白動画ももっと見てみたい、これ以外のコンビニエロ本の付録DVDにも同じような面白動画があるのだろうか、そこに規則性はあるのか、などなど。とは言えヤフオクのアダルトカテゴリーで『付録DVD』を検索するとメチャクチャたくさんの種類がヒットするように、過去に出版されたDVD付きコンビニエロ本や普通のDVD付きエロ本には膨大な種類と量があるのでとても全体を網羅することはできない。
買い物を趣味にするのはお金が無くなるからよくないと思いつつ、安いところを拾うために検索ワードを工夫して様々な検索を行い数千件の検索結果の中からお宝を探す行為や、数日迷っている間に誰かに買われてしまったときの悔しさにふと懐かしさを感じた。これはまるで昔CDを買い漁っていた頃、ブックオフを見かけるたびに店内のCD棚を端から端まですべてチェックして回ったり、ディスクユニオンや西新宿のブートレッグ(海賊盤)屋の安売り段ボール箱を全部漁っていたのと同じではないか。結局俺はこういうのが楽しい人間なんだな。
という訳で、ツイッターでたまにひとりで騒いでいるエロ本の付録DVDをディグる魅力を発表したい。
その1 面白企画動画がある
上に書いたとおり、エロ本なので基本的にはAVのサンプル動画(しかも実際のAVよりもモザイクが大きい)がメインなのだけど、エロ本によってはサンプル動画以外にもグラビア撮影シーンやインタビューなど独自の動画も収録されている。そしてその独自動画のなかには上記のかすみ果穂・希志あいのような人気AV女優による非エロ・微エロな面白企画の連載動画コラムもあるのだ。掲載時期によっては他につぼみ、小島みなみ、周防ゆきこ、辰巳ゆい、小倉奈々など、いろいろな人気AV女優がコーナーを持っている。さすがトップAV女優だけあって面白さの才能も垣間見せつつ、担当のオッサンが一人で家庭用のビデオカメラを使って撮影しているのだろうチープさもいい味を出している。
ディグ度:2 ★★
その2 お気に入り女優の撮り下ろしエロ動画がある
基本的には新作AVの短いサンプル動画がたくさん収録されているのだけど、その雑誌の目玉としてAVとして発売されていない独自の撮り下ろしエロ動画が収録されている場合がある。俺は女優派(○○モノといったジャンルではなく、お気に入りの女優を一途に追いかける)なので、こういうレア企画に弱い。これは音楽CDに例えると、自分の好きなミュージシャンの通常のアルバムには収録されてない未発表曲が、あまり知られていない企画コンピレーション盤だけに入っているようなものだ。
ディグ度4 ★★★★
その3 別名・匿名のAV女優の独自エロ動画がある
これは上記2の独自撮り下ろしエロ動画に似ているのだけど、上記2が女優名を出しているのに対し、こちらは別の名前を使っていたりそもそも名前を出してなかったりで文字で検索することが出来ない。なので商品画像に小さく写っている顔写真を見て「これはもしや、あの女優!?」と分かった瞬間の快感、しかもそれがお気に入りの女優だったときの興奮と発掘した達成感はかなり高い。また入手した付録DVDに意図せず収録されていたときの幸運には正直シビれる。と同時にそれらの喜びを誰とも分かち合えない寂しさも大きい。
ディグ度5 ★★★★★
以上がエロ本付録DVDの魅力について現在わかっていることである。この活動は今も進行系のため、雑誌名詳細や検索・購入のコツなど明らかに出来ないことをお詫びしたい。
コメント